きりたんぽのまじめな作り方
大館比内地方の食材と正統の比内鶏を使って
先に用意した鶏ガラだしはきりたんぽのおいしい食べ方の基本ですから、アク抜きは必ずやることが最も大事です。また次に挙げる食材の中で舞茸もアク抜きをしておくことをおすすめしたい。アク抜きを怠るとだし汁が濁ってしまうのだ。写真のようにいろりの炭火で煮るのも風情があっていいが、ふつうの家庭ではめったに見ることはできなくなったのは寂しい。
用意する食材:比内地鶏のガラと肉、きりたんぽ、ささがきゴボウ、舞茸(自然のものがベストだが、栽培物でもいい)、長ネギ、セリ、糸コンニャク、
調味料:醤油、日本酒、砂糖、塩
まず先にとったスープのガラだしを鍋にいれ、ゴボウ(これもアクぬきをしておく)と糸コンニャクとアクぬきした舞茸を入れひと煮立ちさせる。
煮立ったら比内鶏のだしの味付けである。味は醤油、日本酒で適度にし、隠し味は少量の砂糖、調整はひとつまみの塩でやることが基本。そして比内鶏の肉、きりたんぽをいれひと煮立ちさせる。
2で入れる時たんぽは二、三分けに切って用意しておく、それが煮立ったらネギとセリをいれるがネギとセリは煮すぎないことが風味の決め手である。
出来上がったら丼に盛って温かいうちに召し上がれ、まずは比内鶏のだしを賞味されたし。
そしてあきたこまちの歯触りと舞茸とセリ、ネギの醸し出す万感のきりたんぽは一生忘れられないはずである。
番外 このだしが残ったらうどんのたれにすると最高です。
前画面 目次戻る 地理戻る