きりたんぽと比内鶏
TV東京、TV番組「大調査なるほど日本人」の郷土料理で日本一に選ばれる
本当のきりたんぽを御存知ですか? 観光地で売られている、「きりたんぽ」と称した甘みそをぬったものを見かけますが、あれは本当のきりたんぽではありません。「みそ付けたんぽ」と言われるものです。
秋から冬にかけての寒い時期は何と言っても鍋物です。
その鍋の極めつけは
きりたんぽ鍋しょっつる鍋でしょうね。
どちらも本格的な鍋を一度でも味わったら一生涯忘れられない味となるでしょう。

特にきりたんぽ鍋の究極は
比内鶏のだし次第なのです。

比内鶏は原種にかけ合わせた混合種が現在主流ですが、本当の脂ののった放し飼いの比内鶏は日本三大美味の中に入ると言われています。
こくのあるその
だしは正しいガラだしをしないと本格的なきりたんぽのだしにはなりません。またたんぽと言うご飯を半餅状につぶして杉の棒に丸めた米飯はあきたこまちがいいでしょう。
炭火でじっくり焼き焦げをつけ表面はやや堅く、杉の棒の香りが漂うたんぽの内は柔らかくその味わいが食感を更に誘うでしょう。
比内地鶏は秋にかけて本格的な脂がのって深い味わいがある。庭の放し飼いの肉はやや堅めになるが、食通は半養鶏の囲いの中で野放しにした比内鶏がいいという。鶏のガラからのだし取りは最も重要なポイントである。鶏ガラはまず水できれいに洗浄し汚れを取り除く、その後鶏ガラを水から炊き3時間とろ火で煮る。
最も大切なポイントは灰取りである。それから本格的なスープ作りが始まる
比内鶏は天然記念物で食用は一代雑種を生産 貴重な比内地鶏
作り方伝授