松峰神社参道
大館市花岡の手前に松峰集落がある。
その松峰から大山方面に車道が続き、その登り切ったところに松峰神社がある。杉の大木が生い茂り荘厳な雰囲気を醸し出している。
そこには立派な説明板がある。
平安時代の初め弘仁 8年(817) 、大日如来を本尊とし て弘法大師が開創。天安 3年(859) 当地を襲った大地震で倒壊。寛平 7年(895) 宇多天皇勅 願所として再興。幾度かの戦火の後、室町時代秋田郡の比内庄司となった浅利氏が修復した。 大館城主佐竹氏が本尊を千手観音として祀り、真言宗松峰山千寿院とした。その後本尊は不動 道明王となった。明治の廃仏毀釈で主神を月夜見(読)命とし、松峰神社となった。
かつては修験者の修行場としての重要な場所であったらしいが、その由緒としての駅鈴がこの松峰神社に関わっている。