NO 城館名 現況 説明
25 山田
やまだ
大館盆地入り口田代から花岡への山街道への中間に山田集落がある。山田柏木は浅利氏が多く蟹沢(後に岩沢)庄兵衛が館を守るが集落全体の丘が館城を形成し山田川の水を掘割と利用した。平城で要害ではない。山田城
26 川口
かわぐち
山田城から大館盆地への入口に山田川が流れその地に小高い八幡社があるが浅利の臣、佐藤兵助が居館したが場所は比定できない。隣接の立花(館鼻)が濃厚か。大館比内盆地の要で米代川の守りも川口となったものか。
27 長坂
ながさか
長坂は集落台地全体が館郭を成し集落の東西西側が長い坂になっている。羽州街道一里塚は往時の通行を偲ばせる。南部藩士小笠原一族が居館とした口伝がある。長坂館
28 糠沢
ぬかざわ
永正年間浅利則頼の将太田四郎左衛門が居館した。鷹巣盆地の東端糠沢川が米代川に合流する羽州街道に沿った小高い丘に構える。館としては東西に防御し易い。糠沢館
参考文献 郷村史略、秋田県の中世城館、出羽諸城の研究、秋田の城、秋田県史、等他数種
凡例 の違いは正確ではありませんが浅利氏の当時の表現から判断した。読点省略
注意 写真は必ずしも城館址を写していない箇所も有ります。関連地域としてご覧下さい。
分類は必ずしも行政区分ではありません体制上の防備地域で考慮しました。