この上の写真は国宝ではないが確かな歴史遺物である。
この絵図は『集古十種』という
松平定信が記録させたものに掲載されたもので【伊豫国三島社蔵浅利與一所納箙(えびら)図】の挿絵で弓矢の部に残されているが太平洋戦争時までは完全に大三島神社の宝物として保管されていたことは確認されている。だがその後の所在が全くわからないという。
なんというずさんな残念な事だろうか。日本の文化財は国宝ばかりではない。歴史の断片を飾る、このような稀少な遺物がなぜかおろそかにされている。
私たちはこの宝物をどこまでも探求するものである。

中国地方の美術館か博物館
で、存在を目にした記憶があるが、今は思い出せない。もしどこかに現存しているのであれば、これは国宝ものであるから元の在所に返還すべきではないか!
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